金融や公共向けの最前線で20年以上の経験を積み、「ジャンプ」フェーズのアオラナウへ。

——まずはこれまでのキャリアを教えてください。
清水
新卒で大手SIerに入社し、16年ほど、主に金融系のシステム開発プロジェクトに携わってきました。社会インフラに近い領域で、止められないシステムをつくり、動かし続ける。そこで開発とプロジェクトマネジメントの基礎を徹底的に叩き込まれました。その後、ユーザー系のSIerに転職し、ITコンサルタントとして主に公共のお客様のDX企画などを担当しました。エンジニアとして手を動かす側から、構想を描く側へ。金融と公共という、社会的な影響範囲の大きな領域を両方の立場から見てきたのが、私のキャリアの軸になっています。
——大手企業からアオラナウに転職するのは、勇気がいる決断でしたか。
清水
それほどでもなかったんです(笑)。実は社長の我妻さんから、会社が「ホップ」の次のステップである「ジャンプ」フェーズに差し掛かったタイミングでお声がけいただいて。経営陣としてその転換点を経験できることに強く惹かれましたし、私自身、もっと経営に近いところで仕事をしたいという思いもあったので、チャレンジしてみよう!と考えました。
経験を整理して説明可能な知見にするため、社会人大学院へ。
——2023年から働きながら大学院に通われていますね。きっかけは何だったのでしょうか。
清水
システム開発もプロジェクトマネジメントも、長年ずっと現場でやってきました。ただ、その知識のほとんどが経験則なんです。会社の研修で学んだこともありますが、体系立てて整理された形で技術やマネジメント論を学んだことがなかった。だから、自分では判断できても、それを人にうまく説明できない。この状態はよくないな、と。これまでの知識と経験を一度きちんと整理したくて、情報系の大学院に進学しました。平日は仕事が終わってから夜間の講義を受けて、その後にレポート。土曜日は一日中大学。仕事との両立は大変でしたね。
——学んだことは、業務にどう活かされていますか。
清水
技術や知識の座学だけではなくグループワークも多くありましたので、「多様な人と、限られた時間で結論を出す」経験は、業務に活かせていると思います。私が通った大学院は社会人がほとんどで、バックグラウンドも年齢層も本当にバラバラ。同じ職場や同じ業界で議論していた頃とは違って、議論が一気にいろんな方向へ発散するんです。それを講義の90分、あるいは1週間後のレポート提出までに、どう落とし所をつくるか。それを毎週、繰り返して訓練しましたね。
「不得意だからやりません」と言わず、一人ひとりが役割を理解している組織。

——大手企業を経験された清水さんから見て、アオラナウの社員や社風はどのように映っていますか。
清水
まず、若手社員が多い。そして、いろいろなことに対して積極的で、貪欲さを感じます。組織もフラットで、先輩後輩という堅苦しい空気感があまりないですね。何より印象的なのは、「不得意だからやりません」という社員にほとんど出会わないことです。得意・不得意は誰にでもあります。でも、不得意なら誰に聞けばいいかを自分で考えて、それを自分のものにしてアウトプットにつなげる。そういう姿勢が自然に共有されている組織だなと思います。
——前職との違いを、特に感じる場面はありますか。
清水
前職と違って、アオラナウはお客様先常駐がほとんどなく、同じオフィスにいるのでコミュニケーションが取りやすいんです。出社して対面でコミュニケーションすることを大事にしたいというコンセプトが、まさに実現されていると感じています。自分と直接関係のない仕事でも、隣で何が起きているかが自然と伝わってきますし、全体が見える規模感で、周りが何をやっているか分かる。また、アオラナウでは、一人が複数の役割を求められます。そしてそれを前提に、自分がどう振る舞うべきかを社員一人ひとりがよく理解している。そこは印象的でしたね。
「まずはやってみなさい。何かあったら私が何とかする」。
——マネジメントにおいて工夫していることを教えてください。
清水
社員それぞれがいろいろな役割を担う中で、「得意なところはどんどん頑張って」と背中を押す。一方で、苦手な部分や「これ、どうすればいいんだろう」と手が止まっているところには、うまく寄り添いたいと思っています。基本は、手取り足取り細かく指示するのではなく、「まずはやってみなさい。何かあったら私が何とかする。」そのスタンスです。
——経験の浅いメンバーの育成については、どうお考えですか。
清水
ServiceNowを中心とした技術面では、正直、私以上に優秀なメンバーが揃っています。もちろんベーシックな考え方は補いたいと思っていますが、技術についてあれこれ言うつもりはありません。それよりも意識してほしいのは、扱う技術や提供するソリューション・プロダクトが「お客様のどんな価値に結びついているのか」という繋がりです。自分の案件をこなしているだけでは、なかなか意識も学びも及ばない視点なので、アドバイスするときはその考え方から伝えるようにしています。加えて、私一人で全員を見るのは限界がありますから、中間マネジメント層を育てていきたい。ニーズの大きいIT資産管理の領域も、特定の社員に頼るのではなく、組織として知識とスキルの横展開をしたいと考えています。
正解がない領域だからこそ、無邪気にやってみていい。

——本部長として、どのような組織にしていきたいですか。
清水
お客様にどういう価値を提供するのか。その「価値」にはこだわっていきたいですね。単に仕事を請け負います、情報を提供します、ではなく、その先でお客様のビジネスにどうプラスになるのかを各自が意識しながら、自分は何をすべきなのかを考える。私が言わなくても、一人ひとりが自律的にそう考えて動いている組織にしたいと思っています。
——IT資産管理、ITFM、運用業務のAI化など、新たな事業軸になるミッションが並んでいますね。
清水
社内外でもそれほど経験が多くない領域は、正解もないんです。正解がないなら、自分なりにちゃんと考え抜いたうえで「これがいいんじゃないか」と思うことは、無邪気にどんどんやってみていい、そう考えています。経験もバックグラウンドも多様なメンバーが集まっているので、それぞれの持ち味がうまく融合したときに、面白いものができるはずです。チャレンジしやすい環境を求めている人には、かなり楽しい場所だと思いますよ。
周りの方に、プライベートで食事や飲みに誘っていただけるか。それが、私の成果指標。
——仕事をしていて、一番喜びを感じる瞬間はどんなときですか。
清水
やはり、お客様から感謝の言葉をいただけた時ですね。「ありがとう」の一言でも、この仕事を辞められないなと思わせてくれます。もう一つ、私の中の指標があって。前職でご一緒したお客様や同僚、協働者の方々と、いまでもプライベートで食事や飲みに誘っていただけるような関係が続いているんです。仕事の関係を超えて、そうやって誘っていただける。それくらい信頼していただいているということだと思っていて、自分にとっては一つの成果指標なんです。
——社外との関係づくりについては、どうお考えでしょうか。
清水
人脈づくりというと少し仰々しいですが、会社の外の世界を持っておくことは大事だと思っています。いろいろな場所で人と話していると、思いがけない縁がつながっていく。違う業界の人と話すことで、お客様の言葉の意味が初めて分かることもあります。そうやってネットワークをつくっていくと、キャリアも人生も豊かになると思います。
自分の「軸足」を、アオラナウでつくってほしい。

——最後に、候補者へメッセージをお願いします。
清水
アオラナウには、「自分の軸となる技術やスキルを身につけたい」という思いを持っている社員が多く在籍していますし、その軸足をつくる機会がたくさんあります。
また、いろいろな人と交わりながらチームワークで仕事をしていくのがアオラナウのスタイルなので、周りと協働して一つのプロジェクトをやり遂げることに共感できる方に入社いただきたいですね。誰か一人が尖っていればいい会社ではありません。多様な経験を持つ人が集まって、まだ誰も正解を知らない領域に一緒に挑む。そこに面白さを感じていただける方のご応募をお待ちしています!
※プロフィールおよび内容は、インタビュー時点のものです。