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テクノロジーの真価を解放せよ。「人月ビジネス」の常識を覆し、日本のIT業界を再定義する。

テクノロジーの真価を解放せよ。「人月ビジネス」の常識を覆し、日本のIT業界を再定義する。

我妻 智之

代表取締役社長

NTTデータにてアプリケーションフレームワーク開発などに従事。大規模プロジェクトを牽引した後、2023年12月にアオラナウ株式会社の代表取締役社長に就任。日本のIT業界に根強く残る課題を解決すべく、ServiceNowを基軸とした事業を展開。テクノロジーの正しい活用とDevOpsの推進を通じて、顧客企業の変革を支援している。

「SIの手段」ではない。テクノロジーの価値を解放することが、我々の使命。

——本日はありがとうございます。まず、我妻さんが日本のIT業界全体に対して感じている問題意識や、変えていきたいと考えていることについてお聞かせください。

我妻

日本のIT業界は、いまだに「人月ビジネス」が主流です。人をたくさん集め、時間をかけて開発すれば儲かるという考え方が根強く残っています。しかし、その結果として、テクノロジーが本来持つ価値が全く活かされていない現場を数多く見てきました。 私は前職でSIerとして働いていましたが、そこではテクノロジーはSIの単なる「手段」として扱われがちでした。お客様が高いコストをかけて導入したにもかかわらず、機能の10%、場合によっては5%も使われていない。これは、テクノロジーを正しく、効果的に使えていない何よりの証拠です。 私たちは、このいびつな構造を変えたい。テクノロジーが持つ真のポテンシャルを解放し、それを正しく使うことに徹底的にコミットする。そのためにアオラナウの代表取締役社長に就任しました。

開発と運用は表裏一体。DevOps思考で、顧客のビジネスを進化させる。

——その問題意識に対して、アオラナウはどのようにアプローチしているのでしょうか?

我妻

鍵となるのが「DevOps」の考え方です。従来の開発(Dev)と運用(Ops)が分断されたモデルでは、変化の速いビジネスニーズに対応できません。開発に大きなコストをかけて終わりではなく、むしろそこからがスタートです。開発を小さくし、運用の中で常に改善を回し続ける。DevとOpsを行き来しながら、テクノロジーを使いこなし、お客様のビジネス価値を高めていくのが我々のスタイルです。 特に日本のお客様は、社内にIT人材が少ないため、外部に開発を「発注」する文化が根付いています。これにより、DevとOpsが分断されやすい。私たちはその壁を取り払い、お客様と一体となって継続的な改善サイクルを回すパートナーとなることを目指しています。 これは、従来の「守りのIT」と、ビジネスを成長させる「攻めのIT」を両立させる「両利きの経営」そのものです。既存の安定したシステムは維持しつつ、ビジネスの変化が激しい領域ではアジャイルに改善を続ける。この両方を実践できる企業こそが、これからの時代を生き抜いていけると確信しています。

汎用性という名の無限の可能性。ServiceNowに特化する理由。

——そのDevOpsを実践する上で、なぜServiceNowに特化しているのでしょうか?

ServiceNowは、我々が目指すDevOpsを実践する上で最高のプラットフォームです。その最大の魅力は「圧倒的な汎用性の高さ」にあります。単一の業務課題を解決するだけでなく、企業のあらゆる業務を載せることができる、いわば「業務システムの開発フレームワーク」そのものなのです。 この汎用性の高さは、時に大きな挑戦を伴います。特定のメニューだけを提供する専門店の方が、オペレーションは遥かにシンプルでしょう。しかし私たちは、あらゆるお客様の要望に応え、最高のコース料理を創り出す「一流レストラン」でありたい。どの食材を仕入れ、どう調理し、どんなメニューを組み立てるか。そこには無限の組み合わせと、自ら考える面白さがあります。 ServiceNowという広大なキャンバスの上で、お客様の課題に合わせて最適なソリューションを設計し、実装していく。これは非常に知的でチャレンジングな仕事であり、他では決して味わえない醍醐味だと感じています。

全員がDevOpsの実践者。多様な個性が「高生産性」を生み出す。

——社内では、その思想をどのように体現されているのでしょうか?

まずは我々自身が実践者であることが何よりも重要です。社内ではSlackやNotionはもちろん、最新のAIツールを誰もが日常的に活用し、「どうすればもっと業務を効率化できるか」を常に考えています。最近では「AI部活」も発足し、活発に活動しています。この姿勢こそが、DevOpsの根幹です。 特にAIの活用は、今後の我々の成長の核となります。AIに任せられる仕事は徹底的に任せることで、人間はより創造的な、本当に価値のある仕事に集中できる。これまで3人が必要だった業務を1人でこなせるようになれば、個人の生産性は飛躍的に向上します。私たちは、社員一人ひとりが「生産性の高い人材」になることを目指しています。 そして、それを実現するために不可欠なのが「多様性」です。テクノロジーを提供するからといって、技術に詳しいだけではお客様の課題は解決できません。お客様の業務を深く理解する人、リスクを分析できる人、緻密な作業が得意な人、チームを力強く牽引する人。様々な個性やスキルを持った人材が集まり、それぞれの強みを掛け合わせることで、初めてお客様に本質的な価値を提供できるのです。

業界の「未来の当たり前」を創る。その最前線に、あなたの席がある。

——最後に、応募を検討している方へメッセージをお願いします。

我妻

私たちがServiceNowという汎用性の高いプラットフォームに特化することで技術やノウハウが研ぎ澄まされ、どこにも負けない価値を提供できる。この戦略が、多くの大企業のお客様から信頼をいただく源泉となっています。 私たちがやろうとしている働き方は、まだIT業界全体で見れば少数派かもしれません。しかし、このやり方が間違いなく業界の次のスタンダードになると確信しています。トレンドのフォロワーになるのではなく、私たち自身の手でトレンドを創っていく。その最前線で、業界をリードする存在になれる。これほどエキサイティングな経験はないでしょう。 AIの進化によって、一人ひとりが持つ可能性は何十倍にも拡張されます。自分のスキルを高め、市場価値を上げ、新しい時代の中心で活躍したい。そんな野心を持つ方と、ぜひ一緒に未来を創っていきたいですね。面接では、私たちのビジョンのどこに心が躍ったか、ぜひ聞かせてください。
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